SAFE-LOCK 使用実例①
工業シーリング技術における先端企業への応用
問題点:
- 様々なタイプの高精度ホルダーで加工をするが、全て工具が抜けてしまう
- サイドロックホルダーのみ工具が抜けない
目的:
- 工具が抜け防止且つ加工の安定化
加工:
ステンレス鋼の荒加工
加工物: | ガスケットリング |
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材質: | 1.4571 (VA) *ステンレス鋼 |
機械: | Mazak |
インターフェース: | SK 40 |
工具: | 超硬ソリッドエンドミル(不等溝) Ø 16 mm |
切削条件
切込み量: | ap=19.8 mm, ae=16 mm (溝加工) |
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回転数: | 1,194 rpm |
切削速度 (vc): | 60 m/min |
刃当りの送り (fz): | 0.2 mm/r |
結果:
- サイドロックホルダーの場合、切削工具一本あたり50~70 個の加工
- Safe-Lockの場合、切削工具一本あたり156個の加工 (工具の抜け発生せず)
- 振動も少なく滑らかな機械運転
- 加工数がサイドロックホルダーと比べると122%(86個)増加
加工数 70個:
サイドロックホルダー
Ø 16mm _ A寸法 = 80 mm
加工数 156個:
HAIMER Safe-Lock パワーシュリンクチャック
40.445.16.37 _ A寸法 = 65 mm